【音ゲーはスポーツ】ボタンの押し方の話

こんにちは。しえろです。

 

今回は表題の通り、音ゲー全般に関してボタンをどう押すかという話をしたいと思います。(もちろんダンエボやDDRは例外として)

というのも、1年ほど前にボタンの押し方を意識するようになってから飛躍的に音ゲーが(主にスコア面で)上達したからです。

 

 

僕が意識し始めたことは、一言でいえば「ノリノリでプレイする」ということです。しかしこれは、全身で大きくリズムをとりながらプレイするということは意味しません。というか僕自身は腕以外でリズムをとることにはどちらかと言えば否定的です。

余談ですけど、音ゲーマーってミスったとき首を傾げがちじゃないですか。あれ目線ブレるしそもそも視界傾くしいいことないと思うんですよね。僕はなんかよくわかんないミスが出たら唇をギュッと噛むタイプの人間です。

 

では具体的に何を意識したかというと、

「腕をしっかり上下に動かす」

ことです。つまり、ボタンを押したら即座に手を宙に浮くくらいの位置まで上げるということです。

だからといってバシバシとボタンを叩く台パニストになれというわけではなく、ボタンには手を軽く「落とす」、そしてボタンに手が触れたらすぐ引き上げる感じ。多分俗に言う「脱力が上手い」ってのは腕を上げることにしか力を使ってないってことだと思うんですよね。スポーツ(特にラケットスポーツ)でも言われることですけど、安定して同じフォームで同じパフォーマンスを出すには「戻り」が極めて重要です。加えて、熟練者ほど力を入れている時間は短い。音ゲーで言うと常に同じ高さ・同じ位置からボタンに手を振り下ろす、そしてそのためにはデフォルトの位置を常に意識する、ってことですね。

 

 

ゲーセンで「力入ってんな~」って人のプレイを見ると、IIDXとかだと多くの人は指から先しか動いてないんですよね。めちゃくちゃ極めれば多分その動きが一番効率的なんだろうけど、我々凡人レベルではおそらくそのプレイスタイルは指先に全ての負担がかかるから疲れてしまう。手首、前腕、肩にまんべんなく力を分散させることで体力譜面にも立ち向かえるのではないでしょうか。

 

 

文章だけだとわからんってなると思うのでぜひともYouTubeとかでトップランカーの人のプレイ動画を見てほしいです。最近はIIDXの某大魔王やpop'n KAC7連覇の某料理人が手元だけでなく横からのアングルの映像をアップしてくれています。(僕はこの2人の動画を見まくった結果ボタンの押し方をある程度は習得できました。)

指もそうですけど、手首の動きも結構大きいです。例えば、奥側のボタンを押すときは手首を立てて、手前側のボタンを押すときは手首を寝かせています。そして何より、ボタンを押していない手は結構高い位置に浮いています。

ゲームにしろ何にしろ、結局は上手い人のプレーを真似するのが上達への一番の近道なのではないでしょうか。

 

最後に、IIDXランカーの某バーテンダーのとある動画での発言でこの記事を締めさせていただきます。

 

 

クラッチは回すものじゃない。上から叩くものだ。

 

 

では。